【診断】

 この歩行障害となる疾患はいくつか考えられます。もちろん、高齢であったり体力が低下して 足がふらつくことは多いですが、ここではそれ以外の疾患の可能性を示します。
  1. 手も足もしびれないが、数か月以内に頭を強く打ったことがある。
     ⇒慢性硬膜下血腫の可能性
  2. 手がしびれたり、手をうまく使えなかったりする。
     ⇒頚椎症性脊髄症 の可能性
  3. 手は何ともないが、下肢がしびれたり痛んだりする。
     ⇒腰部脊柱管狭窄症 の可能性

 当然ながら、これらはその他の神経症状や画像検査と総合されて診断されます。 また、これ以外の原因でも歩行障害は生じます。整形外科のみならず、脳外科や神経内科などの様々な視点 からの検討が必要な場合もあります。では、最初にどこを受診するか? 信頼できる所なら、どの科でも良い と思います。

【治療】

  1. まず、それぞれの歩行障害の原因を取り除くこと。
  2. 次に筋力の回復をはかるために、リハビリが必要です。 温熱や電気を当てるだけではだめです。

<注意>  歩行障害も治療が遅れれば遅れるほど、回復しにくくなります。 「歩行がいつもと違う」と思ったらなるべく早く診察を受けて下さい。

前のページへ ⇒     整形外科トップページへ ⇒