腱鞘炎の痛み

【診断】  腱鞘炎

 親指を広げる腱の通り道が狭くて炎症を起こした状態です。 良く似た症状で親指の手首に近い部分が痛む<母指CM関節症> というのがあり治療法も異なるので、正しい診断を受けて下さい。

【治療】

  1. 痛みが生じる手の使い方をしない。例えば、雑巾は反対方向にねじる。
  2. 装具やテーピングなどで手首や親指の動きを制限する。
  3. 内服薬 ― 消炎鎮痛剤。
  4. 外用薬 ― シップや塗り薬。
  5. 腱鞘内注射が多くの場合効果的ですが、繰り返して行うことは良くありません。
  6. 注射をしても効果が少ないか、再発する場合は手術<腱鞘切開術> を行うこともあります。局所麻酔で10分程度の小手術です。

<追記> 30代の女性で両側の腱鞘炎が続くため腱鞘切開を行ったところ、中からリウマチで見られる炎症組織(滑膜) がでてきたので血液検査をすると、やはりリウマチ因子が陽性だったということもありました。リウマチの治療 を行うことにより、 反対側は手術をせずに治りました。

前のページへ ⇒     整形外科トップページへ ⇒