以下に当院で行っている主なものを示しますが、他にも様々なものがあります。
 ブロックの種類         適応症  
星状神経節ブロック  上肢の様々な痛み・しびれ・血行障害に有効。めまいにも。
腰部交感神経節ブロック  下肢の様々な痛み・しびれ・血行障害に有効。脊柱管狭窄症にも。
硬膜外ブロック  椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症などに有効。
神経根ブロック  硬膜外ブロックが効きにくい下肢痛に。診断的価値が高い。
肩甲上神経ブロック  肩こりや五十肩で肩甲部の筋肉が極度に緊張している場合。

 特に、腰部交感神経節ブロックを実施している施設は,大学病院など全国でも限られています。 現在まで、ブロックは全例有効です。当院では日帰りの施行が可能です。

☆ヘルペス後神経痛について

 ヘルペスが治ったあとにも様々な程度の痛みが残る場合があり、これを「ヘルペス後神経痛」 と言います。これは難治性といわれていますが、治療は早ければ早いほど良いのです。 当院では、疼痛の部位に応じて星状神経節ブロック肋間神経ブロックなどを組み合わせて効果を挙げています。 なお、局所麻酔剤を患部にイオン導入する方法も針の痛みを伴わないので好評です。

☆腰痛に対するブロック療法について

 神経症状を伴わない腰痛に対しても世間では硬膜外ブロックが行われますが、十分な効果は 得られにくいはずです。これは、痛みが椎間板ヘルニアのように神経の原因によるものではなく て、力学的な原因によるものだからです。
私は200例以上の脊椎手術の経験を通じて、また様々なブロックの試みを通じて、腰痛に対する効果的なブロック法をいくつか 取得しました。多くの急性腰痛は1回のブロックで殆ど改善します。もちろん1回では駄目な例もあるし、 側弯を伴うような慢性の腰痛には十分な効果が得られないこともあります。これに対しては、今後研究を積み重ねてま いりたいと考えています。

トップページへ ⇒